家庭医学協会の温熱機器「フレッシャー」を使用したセラピーです。
機器は写真のような先端に金属の歯がついたローラーがついています。
これに適当な電熱を与え皮膚面に転がすことによって内臓に熱を与えて、
体内の血流と臓器の活性化、疲労回復、病気予防を目的としています。
一般のマッサージ店でマッサージやあんまが受けられない妊婦さんも
温熱コロコロセラピーは受けていただくとが可能です。
足のむくみ、肩こり、頭痛、便秘、湿疹による痒みが、マシになったとのお声もいただいております。
妊娠中に急に湿疹が出て、かゆくて夜眠れないという妊婦さんに温熱コロコロセラピーを受けていただきました。
このかたは、持病に胆のう結石を持ってられます。
3週間前に、夜中、胆のうが痛くて救急病院に搬送されたとのことでした。
ご本人の希望で、妊娠中とのこともあり、お薬は飲んでらっしゃらないとのこと。
湿疹については、皮膚科を受診したものの、処方された抗アレルギー剤の塗り薬に抵抗があり、
薬も飲まないでらっしゃるとのことでした。
お風呂上がりなど、身体を温めると全身がかゆくなるので、この温熱コロコロセラピーにも
少し抵抗があったようです。診察させていただくと、肝臓と膵臓と脾臓と腎臓が冷えきってきました。
その臓器の辺りを手で触診させていただいた時に、すぐ「冷え」が感じられるほど、冷えてらっしゃいました。
そこで、90分温熱コロコロセラピーを受けていただきました。
温熱をかけている最中、かゆみの症状が現れる事はありませんでした。
おなかのなかの赤ちゃんは、のびのび、おなかの中でストレッチしていました。
施術後、おなかのカタチが緩やかになっているように思いました。
翌日…
昨日の結果を伺ってみましたところ、夜、かゆみが出ずにぐっすり眠れたとのことでした。
夜中に、胆のうが痛くなったので「また発作か」と思われたそうですが、トイレに行かれて
小水をだされると、ピタリと痛みが消えてしまったとのことでした。
肩こりが激しかったり、足がだるくても、妊婦さんはマッサージを断られてしまうことが多いのですが、
温熱コロコロセラピーは臨月の妊婦さんでも受けていただけます。
また、新生児の赤ちゃんに温熱コロコロセラピーを受けていただくと、新生児特有の黄疸が早く引いた…との報告もありました。